Read More展覧会ステートメント/鴻野わか菜【文/鴻野わか菜】 2019年に世を去ったミラン・トゥーツォヴィッチは、文化の交差点セルビア出身の作家らしく、書籍や映画を通じて文化を自由自在に駆けめぐる越境者だった。ロシアの映像詩人アンドレイ・タルコフスキー、ジョージア生まれのアルメニア...2026年1月
Read More「セルビア展 -ミランとセルビアの作家たち」に寄せて/冨田章【文/冨田 章】 《リーリャ・ブリークの秘密の人生》は、セルビアを代表するアーティストの1人で、2019年に53歳で急逝したミラン・トゥーツォヴィッチの代表作である。ロシア未来派の詩人マヤコフスキーをめぐる人間関係をテーマにすえた意欲的な作...2026年1月
Read Moreセルビアと倉吉が結ばれるとき 〈倉吉とセルビア―ロシア・アヴァンギャルドが結ぶ精神の輪―〉展を訪ねて【文/岡野 要】 2025年5月3日と4日の2日間、鳥取県倉吉市にある木工所で〈倉吉とセルビア―ロシア・アヴァンギャルドが結ぶ精神の輪―〉と題された展覧会が開催された。日本で普段なかなかお目にかかることのないセルビア共和国の現代美術作品が観...2025年5月
Read More企画展「倉吉とセルビア」という祝祭/竹氏 倫子【文/竹氏 倫子】 鳥取県倉吉市の郊外にある「木工所」は、不思議な洞窟である。 もともと作業所であった空間は深い奥行きを持ち、その壁面は、足場板を組み上げた巨大な書棚によって床近くから天井の際まで覆われる。書棚は壁という壁を隙間なく埋め、そ...2025年5月
Read More古賀亜希子参加、「トランスフォーメーション・フィールド」展レビュー【文/山崎 佳夏子】 ベオグラードの目抜き通りとして知られるクネズ・ミハイロヴァ通りにあるクチャ・レガータ・ギャラリー(Galerija Kuća Legata, 英:Heritage House Gallery)にて、2024年12月3日...2025年1月
Read More古賀亜希子写真展『聖サヴァの奇蹟』ポジェガ市文化センター/山崎洋【文/山崎 洋】 こんばんは。 古賀亜希子写真展『聖サヴァの奇蹟』にようこそ。 私は山崎ヴケリッチ洋と申します。父方がヴケリッチ、母方が山崎です。 1963年に奨学生としてチトーのユーゴスラビアに来てから60年ちょっと、ベオグラードに暮らし...2024年9月
Read More糸が結ぶ物語/吉岡まさみAkiko Koga 【文/吉岡まさみ】 セルビアの画家ミラン・トゥーツォヴィッチが53歳の若さで亡くなったのは2019年のことだった。心筋梗塞だった。2020年、Steps Galleryで預かっていた作品を飾って追悼展を開催した。作品は...2024年2月
Read More「セルビアのおとぎばなし」に寄せて/山崎ヴケリッチ洋【文/山崎ヴケリッチ洋(在ベオグラード)】 私がセルビアの首都ベオグラードに来たのが1963年。来年の秋で60年になる。夢のように過ぎた歳月だった。 いい夢ばかりではない。悪夢もあった。 内戦、国連制裁、NATO空爆、コソボ独立宣言と難民の...2022年6月
Read More古賀亜希子展覧会に寄せて/冨田章【文/冨田章】 写真は「いま」を切り取る。カメラが記録するのは、常に今、この時の状況である。 だが、古賀亜希子は、現在を、ではなく過去を撮ろうとしているように感じられる。かつてこの写真家は、幼い頃に遊んだリカちゃん人形をモチーフとしていた。...2019年11月
Read More死せる人形/冨田章【文/冨田章】 人形という言葉は、「にんぎょう」と読めば英語のdollとほぼ同義であるが、「ひとがた」と読むとfigureに近い意味となる。いずれの場合でも、わたしたちはそこに象徴的な意味を見出す。子どもが人形(にんぎょう)遊びをするときに...2017年4月